信頼されること、愛されること、いつもの鉄道であること― 株式会社セントラルエクスプレスライン このホームページの内容は一部を除き全て架空の内容です。 | ||
□形式一覧 AL-1形 AL-2形 AL-3形 AL-5形 AT-0形 AL-0形【引退】 AC-205形【引退】 車両紹介TOP | □AL-5形(1500形) 4両編成の画像はこちらから。 『相互直通運転に備えた、共通設計』 平成28年6月より開始が予定されている、東静高速鉄道静岡線との相互直通運転に備えて製造された車両。両社で設計を統一した車両を製作しようということになり、製造されたのがAL-5形です。東静高速鉄道では同型車両を12000形として製造される。 ■増備目的 静都浜松駅で接続する東静高速鉄道線とは、前身となる鉄道会社だった時代に相互直通していた名残があり、走っている線路はその廃線跡を復旧したものでした。そのため、車両搬入やホーム共用(現行では、愛姫シティーラインが1・2番線、東静高速鉄道線が3・4番線を使用。さらに3・4番線には都名電鉄線が乗り入れる予定)のために線路自体は既につながっている。しかし、現状では直通運転している列車は一本もなく、東静高速鉄道線と愛姫シティーラインを乗り継ぐためには、いちいちフロアの階段を行き来しての乗り換えが強要されます。 そこで、一部の列車に限っては相互直通運転を実施し(東静高速鉄道静岡市駅〜愛姫シティーライン愛姫岡崎駅 予定)、利便性を図ることとなります。しかし、現在の愛姫シティーラインの車両を東静高速鉄道線へ直通運転することは出来ても、その逆…東静高速鉄道線の車両が愛姫シティーラインへ乗り入れることは難しかったのです。そこで、共通設計の車両を導入し、円滑な列車運行を図ることにしたのです。愛姫シティーラインではちょうど、AL-0形車両の置き換えを行い、全体的なスピードアップと輸送効率の向上を図っていたため、この計画と相乗する形での増備となったのです。 ■編成の問題 車両は、AL-1形と同様にシンプルにする(AL-1は元々東静車輌工業がコストダウンを図る目的で設計やデザインの大半を既存設計から流用)、しかしながらデザインでインパクトを与えたいという愛姫シティーライン側の要望により、改良がくわえられることになります。しかし、東静高速鉄道はこの車両増備には消極的でした。というのも、静岡線の各駅停車列車は5両編成での運用が基本的で、4両編成は走っていなかったのです。東静高速鉄道の車両自体には4両編成は在籍していましたが、それらは東伊豆線や西伊豆線などで運行するためにあてがっているだけであり、今更、静岡線では必要最低限度の編成数と制定していた5両以下の編成を静岡線で走行させるのは、抵抗があったのです。 愛姫シティーラインが6両編成を直通運転に使用すれば問題は解決できそうですが、それはあくまで速達列車向けの編成であり、両社が直通運転する列車の1つにあげていた各駅停車は、愛姫シティーラインが4両、東静高速鉄道は5両編成が標準編成。さらには、東静高速鉄道の優等列車は8両編成及び10両編成での運転が基本で、6両編成を運転するのは極めてイレギュラーになっていたのです。 ■愛姫シティーラインに合わせる形で 東静高速鉄道は直通運転自体にも消極的な姿勢を見せていました。実はこのころ、同じ静都浜松駅では新たな相互直通運転に関する工事(都名電鉄豊松線建設工事)が行われており、将来はこちらの線路と相互直通運転し、中部地方路線をつなぐ構想になっていたからです。それに、既に現在の東静浜松駅からは、同じ地域を走っている名古屋急行電鉄が相互直通運転している。まさしく三つ巴合戦の様相を呈しているが、その中で最も後発だったのが愛姫シティーライン。ほぼ全線が高架路線で踏切が少なく、また路線基盤も頑丈に作ってあることから、高速運転が可能という利点を生かして、より列車を高速運転することで対抗するという形がとられていたのです。結果論で見れば、静岡市駅〜静都浜松駅の輸送状況を吟味し、この区間の各駅停車の一部は4両編成で走行しても支障がないという判断がなされ、相互直通列車の走行区間が決まった。いかんせん積極的ではない東静高速鉄道ではあったため、共通設計ではあるものの基本的な車両デザインは愛姫シティーラインが主になって実施している。製造は東静車輌工業が担当。 ■車両概要 種別:直流通勤型電車車両 車体寸法(mm): 20,000 ×2,950 ×3,980 最高速度:120km(営業上は120kmが最高速度) 電気方式:直流1500V 保安装置:ATC(列車集中制御装置) 制御方式:IGBT-VVVFインバータ制御装置(東芝製) ブレーキ方式 回生ブレーキ併用全電気指令式電磁直通ブレーキ(HRDA-1) その他設備 座席:ロングシート 行き先表示:LED式 営業開始:2016年6月1日(予定) ■編成 AL-131〜140(4両編成) AL-141〜145(4両編成) (Tc)1510+(M1)1520+(M2)1530+(Tc)1540 AL-51〜AL-60 (Tc)1550+(M1)1560+(M2)1570+(Tc)1580 AL-61〜AL-65 | |
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